キューブの旅ブログ 南極に行ってみよう!~Day9





美しい氷河壁に囲まれたネコハーバーは、
南極大陸本土に上陸できる数少ない場所のひとつ。
時折氷壁の崩れ落ちる轟音が静寂の世界に響き渡ります。




南極なるほどやっぱり暑いのはニガテなのだ

腹ばいでポーズをキメたままじーっとしているのは体温調節のため。南極のペンギンは、びっしりと生えた羽毛や皮下脂肪のおかげで厳しい寒さには強いが暑さに弱い。体温が上がってくると、フリッパー(翼)を広げて風通しをよくしたり、口をあけっぱなしにして体内の熱を逃がすのだ。

フリッパー(翼)を広げて風通しをよくして体内の熱を逃がす 口をあけっぱなしにして体内の熱を逃がす

さあ、今日もやってきました南極ハイキング。
丘の上まで30分たらずの道のりとはいえ、
雪に足をとられるため、かなり体力を消耗します。




南極なるほどペンギンの天敵オオトウゾクカモメ

のんびりのほほーんと見えるペンギンたちだが、陸地にいれば安全というわけではない。巣を離れた隙に卵やヒナに襲いかかるオオトウゾクカモメがいるからだ。ペンギンのヒナが巣立ちするまでに2割〜4割が死んでしまうといわれている。しかし南極の夏は、オオトウゾクカモメにとっても子育てシーズン。動物界の厳しいサバイバルなのだ。

ペンギンの天敵オオトウゾクカモメ 空を見上げるジェンツーペンギンの子ども

空を見上げるジェンツーペンギンの子ども。

オオトウゾクカモメのヒナ

こちらはオオトウゾクカモメのヒナ。
3月〜4月には巣立っていく。

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