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業務用の食器洗浄機にはどんな魅力があるの? 導入メリットから機種選びまでマルっとご紹介!

2025.12.24
  • 食洗機
  • 飲食店
  • 衛生管理

飲食店で働く人にとって、頼もしい味方ともいえる業務用食器洗浄機。お店の人がわざわざ手洗いしなくても、機械に食器をセットすればボタン1つでピカピカに洗い上げてくれます。しかし、そのメリットは、自動で洗ってくれる便利さだけにとどまりません。業務用食洗機の導入は、時短や節水といったコスト削減や人件費削減、高温洗浄による殺菌など良いこと尽くめ!
本記事では、そんな業務用食洗機を導入するメリットや店舗の規模に合わせたタイプの選び方、使い方のコツなど、導入を検討する皆様に役に立つ情報をご紹介していきます。 

 

■業務用食洗機を導入するメリットとは? 

業務用食洗機を使うメリットはたくさんあります。今回は特に大きなメリットを3つご紹介します。「こんなことにも?」といった意外な魅力もあるので、一緒に見ていきましょう。 

 

◎機械に頼ることで業務効率アップ

食器の手洗いは、時間がかかるだけでなく、人手が必要になり、厨房全体の業務効率を低下させる要因になりがちです。
業務用食洗機を導入すれば、食器洗いに費やしていた時間を他業務に振り向けられるため、効率化と大幅な時短につながります。また腰などに負担がかかりやすい長時間にわたる洗い場作業がなくなることで、スタッフの身体への負担も軽減できます。
業務用食洗機は、食器をセットすればボタン一つですべての工程を自動で完了。手洗いだと1時間に200枚程度しか洗えませんが、業務用食洗機であれば同じ時間で2~6倍の400~1200枚を洗うことができます。このような圧倒的な洗浄能力は導入の大きなメリットと言えるでしょう。 

 

◎人件費や備品にかかるコストを削減

大手やチェーン店などの飲食店では専属の洗い場スタッフを雇うケースもあると思います。忙しい時間帯は特に、人手が多いほどありがたいものですが、雇用人数が増えるほど人件費は多くかかります。
例えば、専属の洗い場スタッフを雇った場合、時給1,300円で1日6時間、月に20日の勤務で人件費は月15万円以上にものぼります。その点、業務用食洗機を導入すれば、電気代やメンテナンス費といったランニングコストはかかりますが、自動で洗浄できるため専属の洗い場スタッフは不要になります。
また、業務用食洗機を使えば、手洗いの約5分の1の水量で洗い流すことができるため水道代を節約できるほか、洗い物の回転率が上がり必要以上に食器類を購入しなくて済むといったメリットもあります。

◎手洗いでは不可能な高温洗浄なら衛生面も安心

飲食店にとって、お店の衛生管理は欠かせません。食器類は手洗いでもキレイにできますが、人によって汚れが残っていたり、目に見えない汚れが蓄積して菌が繁殖する場合もあります。こうした衛生面での不安は、業務用食洗機に頼ることで大幅に改善できます。業務用食洗機は、強い水圧と洗浄力の高い強力洗剤、そして80℃以上の高温で滅菌に近い状態で汚れを落とし切るため、清潔に洗浄でき、飲食店の衛生管理に非常に適しています。

 

■お店の規模に合った食洗機を選択するために

業務用食洗機には大きく分けて4つのタイプが存在します。タイプごとにサイズや洗浄力など特徴が異なり、タイプ選びに失敗してしまうと、厨房にとってオーバースペックになる場合や、性能が足りないといった問題が発生します。そうならないためにも、タイプごとの特徴を知り、店舗の規模に合った適切なタイプを選ぶことが大切です。 

 

◎アンダーカウンタータイプ

小規模店舗にオススメする機種は、アンダーカウンタータイプの業務用食洗機です。一般的には、天板に水切りのついたものが多いタイプです。業務用の中では最も小型なので、キッチンにスペースを確保しにくい場合や、本体に高さがあると設置が難しい場合に真価を発揮します。サイズはシンクやカウンターなどと同程度の高さなので省スペースで配置でき、カウンター下に入れ込むことも可能です。ホシザキでは、お手入れのしやすさと使いやすさを兼ね備え、さらに省エネ性能も高いアンダーカウンタータイプの製品をご用意しています。

業務用食器洗浄機[JWEシリーズ] アンダーカウンタータイプ

JWE-400TUC

◎小型ドアタイプ

小型ドアタイプは主に中規模店舗向けに需要があります。同じく小型タイプのアンダーカウンタータイプと異なる点は、食器を食洗機に出し入れする際にかがむ必要がないことです。シンクと繋げて立ったまま、洗浄作業を行えます。またドアの開き方も右向き、左向き、左右のドアが開くラックスルー仕様、前面にドアが開くものなど洗い場の動線に合わせて選べることも特徴です。ホシザキでは、節水しながら少ない洗剤量で洗える、環境にやさしい小型ドアタイプの製品をご用意しています。

業務用食器洗浄機[JWEシリーズ] 小型ドアタイプ

JWE-450RUC3

◎ドアタイプ

ドアタイプは大型チェーン店や回転率の早い店舗にオススメです。一般的には、昇降式で大きく開くドアが採用されており、他と比べて洗浄力も高いタイプです。高さがある分、食器の収容量が多いため、洗い物が多い店舗や100席以上の大型チェーン店などに適しています。また、洗浄力が強いので、油汚れの目立つ中華料理店でも真価を発揮します。大きく開くドアにより使用の際に食器を出し入れしやすく、洗いやすいことがドアタイプのメリットです。ホシザキでは、バツグンの洗浄力・すすぎ力を持ち、内蔵ガスブースターによる省スペース設置が可能なドアタイプや、排気のために必要なフードがいらない蒸気回収仕様などの製品もご用意しています。 

業務用食器洗浄機[JWEシリーズ] ドアタイプ

JWE-680C

◎ラックコンベアタイプ

給食施設やホテルなど、大規模キッチンにオススメなのが、ラックコンベア式。コンベアのついた大型食器洗浄機で、コンベアに食器をセットして移動させながら洗浄、すすぎなどをおこなうタイプです。圧倒的な洗浄力の高さで1時間に数百、数千枚の食器を連続的に洗浄。右流れ、左流れなどバックヤードの動線に合わせて選ぶことができます。ホシザキでは、ポンプを2つ搭載した強力な洗浄性能と、独自開発によるすすぎ消費水量の節水を兼ね備えたラックコンベアタイプの製品をご用意しています。

業務用食器洗浄機[JWEシリーズ] ラックコンベアタイプ

JWE-2400CB-L/-R

■業務用食洗機をかしこく使うコツ

効率良く食器洗いができる業務用食洗機ですが、ちょっと工夫した使い方をすると、さらに高い効果を発揮します。実際にどんなコツがあり、どんな効果が期待できるか見ていきましょう。

 

◎汚れがキレイに落ちる食器の置き方

業務用食洗機は食器の入れ方によって、食器が乾きにくかったり、洗浄後に洗剤が残ったりする場合があります。食器の形状や種類などに応じて入れ方を工夫しましょう。例えばカップやグラスは下向きに入れ、水滴が下に落ちるようにします。お皿は他の食器と重ならないよう、できるだけ離します。フォークやスプーン、ナイフといったカトラリー類は少し斜めで上向きにし、お箸は逆に下向きで置きます。以上のコツを押さえて業務用食洗機を利用すると、キレイに洗浄でき、水滴や汚れが残ることも少なくなりますよ。

◎適切な温度設定で衛生的

食器洗いを手でおこなう場合、やけどしないよう40℃程度の設定温度にすることが多いですが、お皿についた油汚れは40~50℃程度でないと溶け切りません。その点、業務用食洗機ではやけどの心配もないため、高温で洗い流すことができます。油汚れは60℃以上あればしっかり落とすことができますが、80℃であれば雑菌の繁殖まで防ぐことができるため、すすぎは80℃を下回らない温度設定にしましょう。

 

■業務用食洗機の効果を最大限発揮するために

今回は、業務用食洗機のメリットやタイプ、使い方のコツなどについてご紹介しました。店舗の規模や環境、そして業務用食洗機でどんな改善を求めているかなどを見つめなおし、最適な業務用食洗機を選びましょう!

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