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業務用冷蔵庫・冷凍庫の電気代は高い?電気代節約のコツを解説
2024.12.12- 冷蔵庫
- 冷凍冷蔵庫
- 冷凍庫
飲食店とひと口にいっても業態や業種はさまざまですが、ほとんどの店舗には業務用冷蔵庫・冷凍庫が設置されています。一方、実際に購入を検討するにあたって、電気代の高さが気になる方も多いと思います。
業務用冷蔵庫・冷凍庫は常に稼動しているため、経費削減のためにも電気代はなるべく抑えることが大切です。
今回の記事では、業務用冷蔵庫・冷凍庫の必要性と、電気代を節約する方法を解説します。
電気代が高くても、飲食店には業務用冷蔵庫・冷凍庫が必須

業務用冷蔵庫・冷凍庫は、一般的な家庭用冷蔵庫と比べて消費電力が大きいため、どうしても電気代が高くなりやすい傾向にあります。また、厨房に設置する際に電気工事が必要な場合もあり、導入の段階から出費がかさむケースもあります。
しかし、電気代や導入コストが高くても、飲食店を開業・運営するなら、業務用冷蔵庫・冷凍庫は必要不可欠といっても過言ではありません。なぜなら、デメリットを補って余りあるメリットを得られるからです。
業務用冷蔵庫・冷凍庫は家庭用冷蔵庫より高い冷却能力を有するため、高温多湿になりやすい厨房でも食材をしっかり冷やすことができます。なおかつ耐久性、耐熱性、耐水性が高いステンレス製で、簡単には壊れません。
さらに、業務用冷蔵庫・冷凍庫はサイズや容量の選択肢が多く、厨房の限られたスペースを有効活用しやすいのもメリットです。大容量の製品を選べば、ブロック肉や大型魚といった食材でも難なく保管できます。
業務用冷蔵庫・冷凍庫の電気代を節約する方法

業務用冷蔵庫・冷凍庫は基本的に24時間365日稼動させるので、1時間当たりの電気代を少し下げるだけでも、大きな節約につながります。
業務用冷蔵庫・冷凍庫の電気代を節約する方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 食材の詰め方に配慮する
- ドアの開閉を少なくする
- 設置場所に注意する
それぞれ概要を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
◇食材の詰め方に配慮する
業務用冷蔵庫は総じて容量が大きいので、大量の食材を保管できますが、食材を詰め込みすぎると、かえって電気代は高くなってしまいます。食材が障害物になって冷気の循環を阻害するため、庫内を効率良く冷却できなくなることが原因です。
食材の詰め方を工夫して庫内に適度なスキマを設ければ、冷気がスムーズに循環して冷えやすくなるため、電気代を抑えることができます。
一方、業務用冷凍庫は庫内に多くの食材を入れたほうが、電気代の節約につながります。
これは凍った食材がお互いに保冷し、庫内を低温に保つ役割を果たしてくれるからです。
ただし、冷凍庫も食材を詰め込みすぎるとドアが閉まり切らず、庫内の温度上昇を引き起こすので、消費電力も上がってしまう点に注意しましょう。
◇ドアの開閉を少なくする
家庭用のものと同様に、業務用冷蔵庫・冷凍庫もドアの開閉が多いと冷却効果が下がるので、電気代は高くなってしまいます。温かい外気が入り込んで庫内の温度が上がるため、再冷却でより多くの電力を消費することが原因です。
特に飲食店はさまざまな食材を取り扱う性質上、スタッフがドアを開け閉めする機会も多くなります。ドアの開閉回数・開閉時間を減らすためには、目当ての食材をすぐ見つけられること、それをスムーズに取り出せるようにすることが大切です
日頃から庫内を整理整頓して保管場所を明確化する、必要な食材を容器に入れてまとめて取り出すなど、簡単な工夫でも十分な効果が見込めます。
◇設置場所に注意する
業務用冷蔵庫・冷凍庫を厨房に設置する際には、壁や棚から十分に離すことも大切です。周囲にスキマがないと本体からスムーズに放熱できず、庫内の温度上昇を引き起こすので、結果的に消費電力(電気代)も上がってしまいます。
周囲に設けるべきスキマの大きさは製品によっても異なるため、説明書などできちんと確認しましょう。
また、直射日光が当たる場所、ガスコンロやフライヤーといった熱源に近い場所への設置も避けるべきです。外部からの熱によって本体の温度が上がるため、庫内も冷えにくくなります。厨房の室温が高い場合も同様なので、温度管理を徹底することを心がけましょう。
まとめ

業務用冷蔵庫・冷凍庫は消費電力が大きいので、電気代も高くなりやすい傾向にあります。しかし、飲食店には欠かせない機器なので、省エネ性能が高い製品を選んだうえで、電気代の節約方法を実践することが大切です。
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