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ドライ食品って、どうやってつくるの?
2025.05.15- スチコン
- ドライフード
- 飲食店
- 食品加工
健康的でヘルシーな食べ物としても注目される、フルーツや野菜などのドライ食品。
旨みや栄養がギュッと凝縮される、保存性が増すなど、生の青果にはないメリットがあります。例えば、規格外の野菜や果物を加工して販売したり、飲食店で提供するメニューのアクセントとして活用したり、いろいろな使い方ができます。

スチコンでつくるドライ食品
ただ、いざ作ろうとすると、専用機器が必要だったり、思うように仕上がらなかったり、上手くいかないケースも。
今回はそんな問題を解決する「クックエブリオ」を使ったドライ食品の作り方をご紹介します。クックエブリオなら、素材を縮めず色鮮やかに、栄養素の損失を最小限にとどめながら風味豊かなドライ食品を作ることができます。

「低温コンビ」機能を活用しましょう
低温コンビ機能では、加熱温度を99℃以下に抑えて、蒸気量0%で除湿します。火を加えずに食品の乾燥ができるので、高温での乾燥に比べて、変色などが起きにくく、素材のおいしさをそのまま残すことができるのです。
方法は調理モードで「コンビ」を選び、設定温度を「99度以下」にするだけ。通常のスチコン操作と変わりません。
設定温度、設定時間は食材の種類や大きさ、スライスしたときの薄さによっても変わってきますので、調節が必要です。
低温であれば、よりキレイで栄養価の高いドライ食品ができる
50℃未満なら葉もの野菜やハーブが綺麗に発色
青菜やハーブなどに含まれるクロロフィルは50℃未満で加熱することで、変色しにくくなります。
ドライほうれん草の場合 参考設定(MIC-3A)[コンビモード・蒸気量0%・12時間・50℃]

45℃未満で酵素やビタミンの破壊を防ぐ
低温加熱することで、熱による栄養の損失を最小限にとどめ、風味や香りを残します。
ドライトマトの場合 参考設定(MIC-3A)[コンビモード・蒸気量0%・12時間・45℃]

アイデア次第でどんどん広がる!ドライ食品の活用法
ドライ食品はそのまま食べても風味豊か。さらにひと手間加えてアレンジすれば、いろいろな料理にも使えます。いろいろなアプローチで活用の幅を広げてみませんか?
そのまま食べられるヘルシーおやつとして

甘みをぎゅっと濃縮したドライフルーツのレシピはこちら Sクラス MIC-3A
パウダーにして風味や彩りをプラス

スープや煮物・炊き込みご飯の具として
