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“自然冷媒”で 地球環境にやさしい厨房へ
2024.08.21- 自然冷媒
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自然界にある物質を冷媒に活用する
「自然冷媒」とは何かご存知ですか?近年、世界的に地球温暖化が強く叫ばれるようになり、耳にする機会が増えたかもしれません。自然冷媒はその言葉の通り、自然界にある物質の中でも、冷凍や空調の冷媒に使用できるものを指します。
時代は、代替フロンから新しい冷媒へ
いま、国内の飲食店などで使われている業務用冷機器の多くに代替フロンが使われています。代替フロンは、オゾン層破壊物質である特定フロンを代替する物質として誕生し、積極的に使用されていました。しかし、代替フロンに高い温室効果が指摘されるようになり、現在では規制の対象となっています。日本を含む先進国では2029年までに70%、2036年までに85%、段階的に代替フロンの生産量を削減する予定です。
ノンフロンの中でも最も地球にやさしい冷媒を選ぶこと
そんな中注目されているのが、ノンフロンをはじめとするクリーン冷媒。地球温暖化係数が極めて低く、環境への影響が少ないのが特徴です。自然冷媒はノンフロンの中でも最も地球にやさしい冷媒と考えられています。ホシザキは、日本ではじめて自然冷媒であるイソブタン(R600a)、プロパン(R290)を使った業務用冷機器を発売。厨房機器のノンフロン化を推進しています。
自然冷媒は飲食店にとってもメリットがいっぱい
自然冷媒を使った冷機器であれば、フロン排出抑制法に定められた点検が不要。さらに今後、代替フロンが入手しづらくなった際でも安心して長く使用できます。また昨今では消費者のおよそ3人に2人が環境や持続性に配慮した飲食店を利用したいと考えているというデータもあります。企業だけでなく、個人の飲食店でも、環境への取り組みが営業的なメリットにつながると考えて良いでしょう。これからの地球環境を大切に、厨房の自然冷媒化を考えてみませんか?