ペンギン百科、水族館レポート、施設検索などペンギン情報が盛りだくさん!
タイムマシンでひとっ飛び!ホシザキのルーツを体感しよう
どうやって氷をつくる?食器を洗う?ホシザキのヒミツを大公開!
野菜や果物をキャッチ!ゲームで遊びながら食のコトバを学ぼう。
サカナのこと、どれぐらい知ってる?お寿司ネタをキューブがとことん解説!
キューブの仲間、アデリーペンギンが住んでる南極ってどんなところ?
毎月かえて楽しめる!キューブのオリジナル壁紙をダウンロードしよう
動物や植物はどうやってエネルギーをとったり使ったりしているのかな?
明日のお弁当はこれでキマリ!キュートなペンギン弁当の作り方はここ
辛いものの代表選手トウガラシに密着取材!「辛さ」の秘密、わかったぞ!
なっとうやミソ、しょうゆ。食卓を支える菌パワーのナゾにせまる!
探し物ゲームで遊ぼう!よぉーく見れば答えがみつかるぞ!
食の生産から加工・流通まで、6次産業のことがわかる番組いろいろ!
英語名は“Bloody clam”。「clam」は「二枚貝」を意味する名詞ですが、「bloody」はちょっと物騒(ぶっそう)な形容詞。名の由来は肉の色ですから「血のような色の」と訳せば無難ですが、「血まみれの」と訳すこともできます。じっさい、貝殻を割ると赤い血が出るそうですから、この訳でもまちがいではなさそう。ヒトの血にもふくまれる赤い色素タンパク質・ヘモグロビンがアカガイの「赤」の正体です。
香り、味、見た目の美しさと三拍子そろったアカガイは貝のすしネタの王様。にぎりや刺身がおいしいのはもちろんですが、身から切り離された「ひも」とよばれる部分をいただくのもオツなもの。「ひもきゅう」は、この「ひも」ときゅうりをのりで巻いた巻きずしです。潮の香りがにじむ「ひも」とみずみずしいきゅうりとの相性はバツグン。身とはまたちがった味わいが楽しめます。
アカガイは、水深50mくらいまでのドロ底に生息しています。ドロがたまる所は水の流れがあまりないため、夏などにたくさんの有機物が一度に分解されてしまうと酸素不足になり、生物にとって厳しい環境となります。アカガイは赤い血(ヘモグロビン)を持っていて、たくさんの酸素を運ぶことができるので、酸素が少しくらい足りなくなってもたえることができます。しかし、近年ではアカガイの生息環境が悪化していて、さすがのアカガイでも生きていくのが困難な場所が増えています。
血液中にヘモグロビンをふくむサルボウ、サトウガイは、アカガイと同じフネガイ科の仲間です。サルボオ(猿頬)の名は、その身が猿の頬(ほお)のように赤いことから。サトウガイは、幕末から明治にかけて日本で活躍したイギリス人外交官、アーネスト・サトウにちなんだ名。日系人のような名ですが、「サトウ」はドイツ系英国人の名字とか。ともに身の赤いこの二つの貝、高価なアカガイの代用品にされることも多いようです。