電磁調理器のヒミツ

ん? 火が見えないのにお鍋が煮えているよ
このコンロは「電磁調理器」といって、火の代わりに電気を使ってお鍋やフライパンを温めるんだよ。
手でさわっても熱くない なのにお鍋を置くと煮える… でも、やっぱり熱くない! なんで!? 中がどうなっているのか見てみよう
磁力線 うず電流 電磁調理器の中にきたよ お鍋の下にグルグルに巻いたハリガネのような線があるよ スイッチを入れたら電流が流れたよ わっ! あれがうず電流だね!
グルグルに巻いたこの線は「コイル」というんだ。まず、ここに電流を流すよ。 スイッチを入れるとコイルに電流が流れ、周りに磁力線が発生するんだ。 この磁力線が金属製のお鍋の底を通るとき、たくさんのうず状の電気の流れ(うず電流)ができるんだ。
鍋底を拡大してみよう! お鍋の底で何が起きてるのか、もっとくわしく見てみよう!
でも、金属にはスムーズに、うず電流を流そうとしない性質がある。これを「電気抵抗」というんだ。この電気抵抗によって発生した熱がお鍋を温めるんだ。
電流
熱が出てきた! すごい熱!
へ〜 よし!じゃあそろそろ戻ろう!
だから、電磁調理器はさわっても熱くないのに、煮たり焼いたりできるんだよ。
電磁調理器にさわっても熱くならないのは、お鍋で熱を作っているからなんだ! 電磁調理器では使えないお鍋があるのは、そういうことだったんだね
お鍋が熱くなるだけだから、直接温められて電気エネルギーも上手に使えるんだ。さらに、厨房の温度も上がらないから、料理する人も快適なんだよ。 ちなみに、たくさん熱を発生できるのは、抵抗の大きな「鉄」製のお鍋。抵抗の小さな「アルミ」は、電流が抵抗にぶつからないから、あまり熱を作れないんだ。