チンダル像(現象)のつくり方
氷と光がつくり出す、幻想的な花模様。

【用意したもの】・タッパー・プチプチ[梱包(こんぽう)用資材]・100wレフ形電球  (ナチュラルカラー)・色画用紙・セロハンテープ・水

厚さ2〜3cmの透明(とうめい)な氷をつくる

タッパーの横面・底面を包むようにプチプチを巻きます。深さが5〜6cmになるように水を入れ、ふたをしないで冷凍庫で5〜8時間冷やします。

※冷やす時間は冷凍庫の温度によって変わりますので、表面の氷の厚さが2〜3cmくらいになるのを目安に冷やします。

氷の厚さが2〜3cmくらいになったら氷を取り出します。このとき表面以外は凍っていない状態が成功です。

※気泡(きほう)ができる原因は水に含まれる不純物。全部凍る前に取り出せば、不純物は残った水に沈むため、透明で気泡のない氷をつくることができます。

取り出した氷はフライパンなど平たい金属を使って、表面を平にしたら氷の準備は終わりです。

チンダル現象の実験は透明な氷づくりがポイント。気泡のない透明な氷がつくれれば、あとは光をあてるだけ。凍らせ過ぎて気泡が入ってしまったら、あきらめずに再チャレンジ!

光をあてて観察する

紙の上に氷を置いて、真上から光をあてます。ライトが用意できない場合は、太陽の光でも現象は起こります。

気泡がいくつかできたら、ライトの角度を変えてみると、紙に写った気泡の影が花の形に!

チンダル像
チンダル像

実験を終えて…
氷にライトをあてること、数十回。スーパーなどで売っているブロックアイスを使ってみたり、500wのライトを使ってみたり…といろいろ試してみました!そしてわかったポイントは透明な氷づくり。何度もチャレンジして花が咲いたときはきっとみんなも感動するはず!