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クックエブリオ道10

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6次産業

女性のアイデアとスチコンで屋久島の森の恵みを喜ばれるお土産に!|6次産業(農産物加工品製造販売)・宮之浦加工グループ 様(鹿児島県・熊毛郡屋久島町)

農家の奥様方を中心とした生活研究グループから
農産物を加工する6次産業へと成長した「宮之浦加工グループ」。
次のステップへ踏み出すために導入したクックエブリオは
屋久島ならではのクッキー作りに大活躍。
新たな商品開発のパートナーとしても期待されています。

宮之浦加工グループ × クックエブリオ[スチームモード活用レシピ]Original Recipe

蒸しパン
『宮之浦加工グループ』様のクックエブリオ活用術
規格外品にひと手間かけて価値あるものに
売上アップにつながる主力商品作り
スチコンで広がる6次産業の可能性

規格外品にひと手間かけて価値あるものに

きっかけは自宅用の保存食づくり。
今では屋久島を代表する味になりました。

もともとは、たんかんやぽんかん農家の奥さんたちが規格外品を持ち寄って、自宅用の保存食に加工していたんです。屋久島名物のたんかん・ぽんかんは贈答品として高く取引されますが、規格外品は残念ながら廃棄される運命。私たちで買い取って何とか商品化できないかしら?と考えて6次産業化を申請し、2009年には法人化しました。売れ筋ナンバーワンのたんかんジャムは、2011年の鹿児島地域特産品コンクールで優秀賞を受賞し「鹿児島の逸品」に仲間入り。今では屋久島土産として知られています。

きっかけは自宅用の保存食づくり。今では屋久島を代表する味になりました。 家事や子育てに追われながらも、イキイキと働く女性スタッフの皆さん。子供の急な発熱や地域の行事など、お互いのスケジュールをフォローし合いながら仕事に励んでいます。 たんかん・ぽんかんを使った宮之浦加工グループの商品。屋久島の超軟水で炊き上げたジャムは、他にはないトロリとした食感です。屋久島の森を表現したパッケージも目を引きます。

売上アップにつながる主力商品作り

屋久島だからできるクッキーを
島の名物に育て上げたいですね。

作るからにはジャムを超える売れ筋商品になって欲しいと、屋久島らしさを前面に出したクッキーを考えました。使う食材は屋久島産と九州産のみ。味の決め手はたんかんのピール、屋久島の無農薬緑茶と紅茶です。スチコンを導入して、早速ホシザキの担当者さんにレクチャーしてもらい、クッキー作りに取りかかりました。操作方法も簡単で、一度に70枚も焼けるんです。これからは贈って喜ばれる島の名物に育て上げたいと思います。

クッキーはたんかんピール、緑茶、紅茶の3種類。生地作りから型抜きまで全て手作業でおこないます。砂糖、小麦粉、バター全て屋久島または九州産。香料や保存料も一切添加していません。 クッキーはたんかんピール、緑茶、紅茶の3種類。生地作りから型抜きまで全て手作業でおこないます。砂糖、小麦粉、バター全て屋久島または九州産。香料や保存料も一切添加していません。

焼き上がりにも大満足。
試食でサクサク感が伝わっているみたいです。

スタッフが家庭用のオーブンで何度も試作してレシピを完成させ、それをスチコン用に置き換えました。家庭用オーブンと違って予熱がとても早いのに驚きましたね。家庭用では190℃だった温度設定が、スチコンだとホットエアーモードの152℃で焼き上がりもサックサク。この食感を損なわないよう、一枚ずつ真空パック包装しています。小売店の試食販売では、お客様が他社商品と食べ比べた結果、私たちのを購入してくださるケースが多いそうです。実際に食べていただくことが何よりのコマーシャルになるみたいですね。

ホテルパン1枚に14枚並べて一度に5段分焼き上げます。緑茶のクッキーだけは緑色をキレイに出すために少し低い温度で焼いているそうです。 ホテルパン1枚に14枚並べて一度に5段分焼き上げます。緑茶のクッキーだけは緑色をキレイに出すために少し低い温度で焼いているそうです。

樹齢3000年を誇る屋久杉の切り株「ウィルソン株」、屋久鹿のおしり、サルのおしりなど、屋久島にはハート形がたくさん隠れていることからクッキーもハート形に。旅のお土産話に花が咲きそうです。 樹齢3000年を誇る屋久杉の切り株「ウィルソン株」、屋久鹿のおしり、サルのおしりなど、屋久島にはハート形がたくさん隠れていることからクッキーもハート形に。旅のお土産話に花が咲きそうです。

スチコンで広がる6次産業の可能性

クッキーに入れるたんかんピールも
スチコンを使えばパリッと仕上ります。

クッキーに入れるピールは、ジャムで使い切れなかった、たんかんの皮から作ります。当初は皮の裏の白い部分を取り除いて刻み、そのまま生地に混ぜ込むつもりでした。その話をホシザキの担当者さんにすると「スチコンを使って、たんかんやぽんかんからピールを作れますよ」と教えてもらったんです。コンビモードでパリッと乾燥させればミキサーで細かく砕くことができるので、刻む手間も省けますし、大きさにバラつきが出ずとても扱いやすいですね。

グループ創設当初からリーダーとして指揮をとる会長の有馬幸子さん。 グループ創設当初からリーダーとして指揮をとる会長の有馬幸子さん。

燃料コストも時間もカットして
ふっくらとした蒸しパンができました。

クッキーに入れるたんかんピールもスチコンを使えばパリッと仕上ります。

作業の合間に試作を兼ねてスタッフ用のお茶菓子を作っています。蒸しパンもそのひとつで、スチコンが入る前はジャムのビン消毒用の大きな蒸し釜を使っていました。ボイラーを使って1時間ほど大量の蒸気を入れ続けますから、けっこうな燃料費がかかります。それがスチコンならスチームモードの112℃でたったの30分。ムダなエネルギーを使わずボタンひとつでできるのは大きな発見でした。ふっくらとして食感も良く、とてもおいしいので商品化を予定しています。

クッキーに入れるたんかんピールもスチコンを使えばパリッと仕上ります。 ただ今試作中の蒸しパン。生地にたんかんジュースを贅沢に投入。種子島産の黒糖も加わってコクが生まれ、フワッ、モチッとした食感も絶妙です。 今までボイラーを焚いて蒸していたのを、スチコンのスチームモードに移行。ボタンひとつでカンタンにできて、仕上がりもグンと良くなったそうです。

作業の効率化や商品開発のために
どんどん使いこなしていきたいです。

ホットエアーでクッキー、スチームで蒸しパン、コンビでピール作りと、一応全モード使って仕上がりにも満足していますが、まだまだ使いこなしているとは言い切れません。ホシザキさんに教えてもらいながら、新しい使い方を見つけて作業の効率化を図ったり、新商品の開発に力を入れたいと思っています。活用方法がいろいろと分かってきたら、2台目の購入も検討したいですね。

自らお茶農園を営みながら、様々な場面で女性スタッフをサポートする藤原将裕さん。自らお茶農園を営みながら、様々な場面で女性スタッフをサポートする藤原将裕さん。

柑橘の皮で香り高いピールを作る

お菓子や七味などのスパイス作りにも活用できる柑橘ピール。自然乾燥では何日もかかりますが、スチコンならコンビモード100℃・水蒸気量0%で1時間乾燥させるだけ。短時間で仕上げるので香りも逃しません。加熱時間で水分量をコントロールすれば、しっとりした仕上がりも可能です。

取材日記

9年前に建てられた加工場は、手入れが行き届いて今もピカピカです。女性ならではの細やかさと活気が感じられる環境でした。無添加の手作りクッキーは、たんかんやお茶の香味が良く、サクサク感がたまりません。たんかんジュースをふんだんに使った蒸しパンも皆さんの笑顔と同様、とてもやさしい味わいでした。今後の商品化が楽しみです。

※掲載の内容は、2014年12月現在のものです。