
ひたすら考えること
- 営業
- 関東エリア
- キャリア入社
- 文系卒
- 社員インタビュー
入社の動機
飲食店の仕事に可能性を感じ、飲食店チェーンの運営会社に就職。店舗運営からメニュー開発、厨房の切り盛りまで、飲食店に係る業務を一通り経験する。その後、さらに幅広く食を通じたサービスを経験してみたいと転職を決意。いろいろなお店を見ることができ、経営者の方ともお話ができると、ホシザキに入社した。
ひたすら相手の立場に立つ
たとえば、新しい厨房をつくるお客さまからご依頼があったとします。そんな時私は、どんな料理を出したいのか、厨房には何人配置できるのか、全体コストはどのくらいに設定し、人件費の割合はどの程度に抑えたいのかなど、どんなお店にしたいのかお客さまの思いを一つひとつ伺い、イメージを共有していきます。その上で、お客さまにとって最良の機械を選び、レイアウトを組んでご提案します。初めて自分のお店を持つお客さまに対しては、今後を考慮して、配置など余裕を持たせたご提案をすることもあります。お店がオープンすると、当初の想定と異なる流れが生じることはあるものです。そんなとき、後から追加・入れ替えができるよう予算とスペースを残しておけば、結果としてお客さまにとって最良の厨房を作り上げることができるでしょう。それが、プロとしての責任だと考えています。

経験は強みであり、
弱みでもある
最新型のスチームコンベクションオーブンを発売したときのことです。ヨーロッパではすでに広く利用されている機器であったため、私は、フレンチやイタリアンのお客さまを中心に営業活動をしていました。ところが、神田で100年近く続く老舗の割烹料理店を訪問した際、この製品にお店の大将が興味を示してくださったのです。若い職人が何人もいて、焼物といえば炭火と決まっているようなお店なので、初めは少しお話を聞いていただく程度だと思いました。ところが半年後には「若い職人が一人辞めるより、この機械が壊れる方が困る」と仰っていただけるほど、そのお店になくてはならないものとして定着していました。自分には経験があるという思い上がりが先入観となり、お客さまの立場に立った発想の妨げになっていたのです。これまで培った経験は私の武器です。けれど、それが故に凝り固まった発想しかできなくなれば、これまでの経験は弱みに転じます。市場は常に変化しています。そのため、変化に対応することを常に心がけています。

経験を活かせる仕事
ホシザキの営業の仕事は、一般的なセールスというよりも「カウンセリング」や「アドバイザー」のイメージに近いです。特に外食産業では、ホシザキの認知度が高いため、お客さまに受け入れていただきやすく、スムーズに業務のお話を進めることができます。経営に関することや設備・建築関係の相談事、さらには「新しいお店を出したい」といったお話まで様々です。私たちの仕事は、お客さまの「想い」を実際の形にしていくことですので、営業一人ひとりの力が問われます。私は前職で飲食店運営の経験を積んで来たので、コストダウンや人員配置など、実際の経営者の立場に立ったご提案には自信があります。自分の経験値を活かしつつ、お客さまの立場で考え行動する。それがこの仕事で大切なことであり、マネージャーとなった今、より一層心がけていることです。将来的には、いくつものエリアを束ねてマネジメントする仕事を経験してみたいですね。
