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入社の動機
大学で語学を学んだが、就職に際してはコミュニケーション力が活かせる営業職を希望。学生時代のアルバイト先であるカフェにホシザキの製品があり、営業と接する機会もあったことから、親しみを覚え、応募をした。
病院や福祉施設を専門に担当
私の所属するケータリング課は、病院や福祉施設を専門とするチームです。私は大きな都市の全域をほぼ一人で担当しています。飲食店と病院・福祉施設では、同じ厨房でも求められるものが異なります。まず、衛生基準が厳格で保健所の検査も頻繁にあるため、営業には衛生管理に関する知識が求められます。また、一度に何百食も作る施設がほとんどのため、食器洗浄機などは大型の機器が求められますし、いつでも温かな食事を提供できるようにする温冷配膳車のように、一般飲食店では見かけない機器もあります。このため、メンテナンスに関しては、本社の専門部署とも連携して仕事を進めています。病院や福祉施設では、多くの場合、厨房を管理している管理栄養士の方や事務長さまが営業先になります。栄養士の方達は勉強会や学界などに定期的に参加しているので、病院や福祉施設などの所属を超えた横のつながりがしっかりしています。そうしたつながりから、新しいお客さまをご紹介いただいたことがありました。

出会いから1年かけて契約
ある病院の栄養士の方と、はじめてお会いしたのは、入社1年目、それも一人で営業活動をスタートして1週間ほどの時でした。病院の受付で面会を申込んでご挨拶させていただき「厨房でお困りのことがありましたら、何でもご相談ください」とお話ししました。その後、定期的に通ううちに、入院されている患者さまから「焼き魚がかたい」など不満の声が上がっている、という話を伺いました。厨房を見せていただくと、8割近い病院で活用されているスチームコンベクションオーブンがまだ導入されていませんでした。私は手軽に料理の質が上がり、メニューのバリエーションも増やせる機械であることをご紹介し、ショールームにもお越しいただき、製品の紹介をしました。そういった提案を重ねながら1年後にご契約。導入後は「食事が美味しい」と患者さまたちの評判も上々。栄養士の方にも喜んでいただくことができました。入院していると毎日の食事が何よりも大切。「食事が美味しくなった」という声は、病院にとってもとても良いことなのです。

ご紹介いただける喜び
その後も定期的に訪問していたところ、ある日「栄養士の友人が勤めている障がい者福祉施設に新しい厨房を作るので、相談に乗ってあげて」というご連絡をいただきました。お知り合いをご紹介いただけるのは、私に対する評価の証でもあるので、とても有り難いことです。さっそくお伺いし、「どんな食事を提供したいのか」「どういった設備環境にしたいか」といったポイントを一つひとつ確認。社内の設計部門の協力を得ながら図面を作成し、予算も十分配慮したベストなプランをご提案しました。障がい者施設は病院と異なり、時としてご利用者も調理に参加する機会があります。そうしたこともふまえて打合せを重ねていき、結果導入いただくことができました。この仕事の面白さは、様々なお客さまとお会いしてコミュニケーションを図れること、ニーズに合った提案をすることでお客さまに喜んでいただけることにあると思います。現在は病院・福祉施設を担当していますが、この経験を活かして様々な業界でチャレンジしてみたいですね。
