レストランにおいて照明は料理をおいしく見せる重要な要素。だからこそ、テーブルへの光は演色性(※1)の高いダイクロハロゲン球など、キラキラとした華やかな光源を使いたいところだけど、電力消費量は高くなりがち。そこで、ゲストエリアの全体光源は蛍光灯やLEDの電球色で照度を確保した上で、テーブルからの距離の近い位置に比較的消費電力の少ない(30W程度)ダイクロハロゲン球を使った照明を配したり、テーブルの上にキャンドルを灯したりするなどメリハリをつけた照明計画が賢い選択。節電効果だけでなく、ほのかな明るさが、かえってレストランの雰囲気をよくしてくれるかもしれませんよ。
(※1演色性:照明による色の見え方の特性。自然光に近い光源がより高いとされる。)
光源による演色性の違い 左:自然光/中:白熱灯/右:蛍光灯(昼光色)

節電コラムライター 建築科 丹羽哲矢一級建築士事務所 clublab.
(クラブラブ)主宰
愛知産業大学 建築学科 講師
所属団体:日本建築学会、愛知建築士会
主な受賞歴
泉佐野市営松原第1団地住宅建替事業設計競技 最優秀作品/播磨町全天候型多目的広場設計競技最優秀賞/浪速複合施設公開設計競技 優秀賞/木曽川文化会館設計プロポーザル(公募型)最優秀設計者/第22 回日新工業設計競技「空のある住まい」佳作入選