環境にやさしい不燃材料「ノンフロン不燃断熱パネル」

近年、さまざまな業種・業態で不燃パネルを使用する施設が増えています。
ホシザキでは、こうした防火認定製品のニーズにお応えして、
環境にやさしいノンフロン材料を使用した不燃断熱パネルを
ラインナップしました。

CHECK|ニーズが高まる不燃パネル

建築基準法の内装制限を受ける大型倉庫や低温作業室(居室)などは、
壁や天井の仕上げに防火認定製品の使用が求められています。
また近年では、内装制限を受けない施設でも安全性の向上のため、
不燃パネルを導入するケースが増えています。

プレハブパネルが該当する内装制限規定

  • 無窓 : 50m2以上の居室で、窓等開放できる部分の面積の合計が、床面積の1/50未満のもの
  • 火気使用室 : 調理室やその他の室で、火気を使用する設備・器具を設けたもの

例えば、こんなシーンで

上記、各種製造工場の低温作業室、製品や材料を保管する倉庫等での使用が求められています。

「不燃断熱パネル」導入のメリット

  • 省エネや衛生面の向上につながる

    一般の壁に比べて断熱性に優れているため、空調費の削減や結露の抑制につながります。

  • パネル方式だから施工性も抜群

    軽量かつ自立型パネルなので、設置もスピーディー。施工性にも優れています。

  • 工場生産なので品質が安定

    品質管理の行き届いた工場でパネルを一貫生産。不燃材料として安定した品質が得られます。

ホシザキ「ノンフロン不燃断熱パネル」の特長

  • ノンフロンで環境負荷を低減

    生産工程で使用される発泡剤には地球環境に配慮し、「HFO(ハイドロ フルオロ オレフィン)」を採用しました。これによりオゾン破壊係数(ODP)はゼロ、地球温暖化係数(GWP)もゼロに近く、地球温暖化防止に貢献します。

    ノンフロンで環境負荷を低減
  • 防火不燃認定取得の不燃材料

    パネル芯材には難燃性の高い「ポリイソシアヌレートフォーム」を採用。不燃パネル発熱性試験において20分間の燃焼に耐える不燃性能で、「防火不燃材料」として国土交通省の認可を取得しています。

    不燃認定 NM-4442

ホシザキ「ノンフロン不燃断熱パネル」の特長

火災により加熱された場合、加熱開始後20分間に燃焼しないものであること。さらに防火上有害な変形や溶解等の損傷を生じない、有害な煙やガスを発生しないことが条件とされています。

防火材認定番号(不燃認定 NM-4442)

内外装:カラー鋼板(抗菌・防カビ)
内外装:ステンレス鋼板(SUS)
片 面:カラー鋼板(抗菌・防カビ)/ステンレス鋼板(SUS)

パネル種類とサイズ(パネル厚:50、100mm 共通)

  標準サイズ 特注サイズ(mm)
  長さ 最小サイズ 最大サイズ
サイドパネル W900 H2000
H2200
H2400
W200×H1200 W900×H4500
ルーフ・
ベースパネル
W900 L1800
L2700
W500×L1500 W900×L3600(注意)

(注意)ルーフベースの最大長さは、条件によってできない場合がありますので、別途ご相談ください。
特注対応(棟形状:柱逃し・ドッキング・間仕切り他)も承りますので、お問い合わせください。

パネルの種類と性能

  断熱性能
  パネル厚
(mm)
使用温度帯 熱貫流率
(W/m²・k)
冷蔵 50 -5℃以上 0.41
冷凍 100 -35℃以上 0.21
  表面材別パネル高さ
  カラー鋼板 ステンレス鋼板
高さ 4.5m以内 3.5m以内

表面材

カラー鋼板(抗菌・防カビ)
  • 抗菌・防カビ仕様は塗膜が剥がれない限り、半永久的に効果を維持します。ただし、抗菌剤の耐候性が低いため、屋外用途への仕様には適しません。反射を抑えた優しい色合いです。
  • 原板材質 JIS G3302・SGC570
  • 表面処理 溶融亜鉛メッキ
  • 表面色調 アイボリー
  • マンセル値 5.6Y 8.6 / 1.6
  • 板厚(mm) 0.4
ステンレス鋼板(SUS304 HL・2B)
  • 腐食しにくい材料で磁性がありません。表面が反射しにくいHL仕上げと、美しい光沢をもつ2B仕上げです。
  • 原板材質 JIS G4305
  • 表面処理 [304 HL] JIS R6001 150番研磨
  •   [304 2B] JIS R6001 2B
  • 板厚(mm) 0.5
  •  

このページの先頭へ