電解次亜塩素酸水(酸性電解水)は
特定農薬に指定されています。
2014年3月28日 農林水産省・環境省告示第二号
特定農薬とは
特定農薬とは
特定農薬(特定防除資材)とは、農薬取締法第2条第1項において、「その原材料に照らし農作物等、人畜及び水産動植物に害を及ぼすおそれがないことが明らかなものとして農林水産大臣及び環境大臣が指定する農薬」と定義されています。他の認定事例では食酢、重曹、土着天敵、エチレンが特定農薬に指定されています。
CLOSE電解次亜塩素酸水(酸性電解水[塩化カリウム電解])が
有機JASの特定農薬として使用可能になりました。
有機農産物に使用する特定農薬(殺菌剤)として酸性電解水(電解次亜塩素酸水)を圃場で使用可能となりました。
つまり、圃場に栽培しているイチゴ等に殺菌剤として使用しても有機認証の取得が可能です。
有機栽培にかかる作業の負担を軽減できます
有機栽培では農薬や化学肥料が使えないため、草取りや虫取りなど手間と時間が必要になり、どうしても高コストになってしまいます。病害虫の防除に電解水を使用することで病害発生を減らし、有機栽培にかかる作業負担の軽減につながります。
CLOSE農業に使う電解水とは?
安全・安心にお使いいただける
酸性電解水です。
農業用の電解水(電解次亜塩素酸水)は、「塩化カリウム水溶液」を電気分解してできる酸性電解水です。 pH6.5以下、有効塩素濃度10〜60mg/kgのもので、殺菌効果があるのが特長です。残留性も作物や土壌への影響も極めて少ないため、 安全・安心にお使いいただけます。
4つの特長
- 1 殺菌剤として高い殺菌力があります。
- 2 残留性が低いので植物に残留することはありません。
- 3 植物組織内への浸透性はありません。
- 4 手軽に扱え、水やり感覚で散布ができます。
そのメリットは?
手軽に、水やり感覚でいつでもご利用いただけます。
より安全な殺菌剤で
観光農園にも最適
電解次亜塩素酸水は、高い殺菌力を持ち、しかも残留性も作物へのダメージも極めて低いため、イチゴ狩りやブドウ狩りなどの観光農園には安心して果実を提供できます。
登録農薬がない
作物にも効果を発揮
どんな作物にもご利用いただけます。ミツバやモロヘイヤなど、登録農薬がない作物にも効果を発揮しますので、使用する農薬を迷う必要もありません。
自動生成されるため、
希釈の手間が不要に
電解次亜塩素酸水は装置から自動的に生成されるため、一般的な殺菌剤のように希釈する手間もなく、使いたいときにすぐに使えます。
ゴーグルも手袋も不要、
水やり感覚で散布
残留性が低い電解次亜塩素酸水は、ゴーグルやゴム手袋といった散布時の重装備は必要ありません。 手軽に水やり感覚で散布することができます。※手荒れが気になる方は手袋の着用をおすすめします。
こんな作物にぴったり
すでに全国各地の生産現場で活用されています。
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従来は使用する農薬の量が大変多かったのですが、電解水を活用することで手軽に扱えるようになりました。
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電解水を採用することで、さび病やうどんこ病に効果が認められました。
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使い始めてから農薬でも防除が難しかった病害(菌核病など)が蔓延しなくなりました。ハウス内の環境の清浄化が図ることができ、他の病害も発生しにくくなりました。
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使い始めてからうどんこ病の防除に効果的でした。農薬を使わなくてすむため、イチゴ狩りのお客さまへの安全・安心のPRができるのが大きいですね。
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