お客さまが製品を使用される段階においても環境負荷を低減するよう、環境にやさしい製品の開発を推進しています。
排水の大幅削減を実現した電解水生成装置
2010年4月にリリースした電解水生成装置(WOX-40WA)は、手軽に食品の殺菌をしたいというニーズに応えるため、「強酸性電解水の注出に特化した製品※」というコンセプトで開発しました。
※水と食塩と電気が原料である酸性電解水は、残留性も低く環境に優しい殺菌料(食品添加物)です。
強アルカリ性電解水の生成量を半分以下に
電気分解の原理上、強酸性電解水を生成すると必ず強アルカリ性電解水が生成します。強酸性電解水のみが必要な場合には、強アルカリ性電解水はただの排水となるため、この生成量をいかに減らせるかということが重要な課題でした。
そこで発想を転換し、濃い酸性水を生成した後に希釈する方式にすることで、強アルカリ性電解水の生成量を従来機種と比較して半分以下に低減でき、省資源の実現に貢献しています。
小型化を実現
水を電気分解すると水中の不純物が電極上で析出し、配管詰まりの原因となり、これまでは不純物を除去するために軟水機の設置が必須でした。「WOX-40WA」では、この析出した不純物を除去する洗浄機能を新たに内蔵することにより、軟水機や薬剤(スケール除去材)を一切使わずに低コストでこの問題を解決しました。そしてこれらの機能を実現するために電解槽を開発し、従来のものに比べて小型化を実現しました。製品の重量は従来機より36%軽量化し、省資源による環境負荷の低減にも繋がっています。
ノンフロン化に向けての技術開発
欧州向けに商業用としては世界初となる自動冷媒(プロパンガス)を採用したノンフロン製氷機(日産製氷能力400kgのフレークアイスメーカー)を開発しました。フロンを使用せず可燃性のプロパンガスを使用することから、1サーキットあたりのガス量を78g(同クラスのフロン製氷機では640g)と低く抑えることによって世界基準に適合した安全性を確保し、日産250kg以上の製氷能力を持つノンフロン製氷機としては、世界初のIEC規格に適合した製品となっています。また、同クラスのフロン製氷機と比べて騒音値も低く抑え、地球温暖化の防止や騒音低減による厨房環境の改善にも寄与しています。
フロンの見える化
ホシザキ電機が加入する(社)日本冷凍空調工業会では、フロンの認知度を向上し、回収率を60%まで向上させることを目的として、「フロンの見える化」を提唱しています。この「フロンの見える化」では、冷媒フロンを内蔵する冷凍空調機器本体に、充填したフロンの量のCO2換算量を表示することで、使用者や廃棄者に対しフロン放出防止の注意を促し、回収促進を図っています。
ホシザキ電機の製品においても2009年11月から順次この「フロンの見える化」を開始し、製品本体へのラベル表示と取扱説明書にもCO2換算量を記載しています。












