化学物質リスクの低減

地球にやさしい企業であるよう、環境に影響を与える恐れがある化学物質の使用削減に取組んでいます。

具体的な取組み

製造工程におけるフロンの切り替え

HCFC系冷媒の使用を平成19年度は対14年比で88%削減し、平成21年度には使用全廃を予定しました。平成18年度にはテーブル形冷蔵庫の断熱材加工に、オゾン層破壊防止や温暖化防止に有効な炭化水素の発泡剤シクロペンタンによる発泡方式を採用し、フロンを使用しない加工工程を実現しました。

ジクロロメタンの使用全廃に向けて

ホシザキ電機では、有害な化学物質であるジクロロメタンの使用全廃に継続して取組んでいます。2010年には、島根工場で樹脂接着用に使用していたジクロロメタンを廃止し、炭化水素系化合物のアセトンに切替えました。今後はウレタン断熱材の注入用パイプの洗浄に使用しているジクロロメタンについても、11基あるウレタン成形設備を更新する際にパイプの洗浄を必要としない設備に切替え、ジクロロメタンの使用全廃に向けて取組んでいきます。

ジクロロメタンとアセトンの環境影響の違い

  ジクロロメタン アセトン
特  性 無色透明の液体で、非常に気化しやすい物質。中枢神経障害、発がん性などの健康リスクを秘めている。 色透明の液体で、非常に気化しやすい物質。急性毒性、慢性毒性ともに有するが、毒性は低い。
法的規制 水質汚濁防止法で有害物質に指定
PRTR法で第1種指定物質に指定
消防法で危険物第4類第1石油類に指定

取引先でもジクロロメタンの使用廃止

ホシザキ電機島根工場は、自社での樹脂接着用ジクロロメタンの使用全廃により確立した技術を取引先にも展開し、調達段階においてもジクロロメタンの使用削減に取組んでいます。個別に取引先を訪問し、現状のジクロロメタンの使用状況の確認からアセトンへの切替え提案と技術指導をおこない、2010年8月までにグループ会社を含む主要取引先2社での接着用ジクロロメタンの使用を全廃することができました。

取引先への提案

化学農薬の使用を廃止

ホシザキ電機の各工場は、それぞれの敷地に緑豊かな環境を整備し、社員や地域の皆さまに心の安らぎを提供しています。この緑地環境の維持には病害虫の発生を防ぐことが必須で、防除には化学農薬が有効であるといわれています。しかしその反面、化学農薬は自然界には存在せず、人体や自然環境とは相容れないものです。そのため、本社工場では、2008年から化学農薬の使用を一切廃止し、自然界に存在する有用微生物と植物で作った防除剤(発酵液)に切替え、自然にも人にもやさしい環境を整備しています。

病害虫防除剤の成分

  • 有用微生物(乳酸菌、酵母菌、放線菌、糸状菌等)
  • 糖蜜(サトウキビから抽出した糖分)
  • 焼酎(ホワイトリカー)
  • 酢(リンゴ酢)
  • にんにく
  • 唐辛子
  • 木酢液
  • セラミックパウダー(植物から抽出した抗酸化物質)

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